結論！電気代の見直しで、5〜10％くらい安くなった！

先日、電力会社の見直しをしました。色々調べてみると、電気代が安くなり、さらに再生可能エネルギーの使用割合が上がりました。お財布にも環境にも優しくなれたので、電力会社の見直し、とってもおすすめです。

私が調べた中で、価格的にも変更を検討できて、かつ再生可能エネルギーを積極利用している電力会社も紹介しています。それをまず知りたい方は途中を飛ばして目次からみてください！

きっかけは冬の電気代。上がった・・・？

12月、1月は在宅の時間が多かったこともあって、他の月よりも電気代が高くなりました。最新家電を使っているわけでもないのである程度は仕方がないとしても、固定費が上がるのは痛い・・・。

今住んでいるマンションに引っ越してきた時は、電力会社はすでに決まっていたこともあって、うちは電力会社を選べないと思っていました。

しかし、ちょうど更新のタイミングがあったので、改めて確認したところ、なんと自分で変えてよかったことがわかり、さっそく調べて見ました。

電力自由化から5年、新規参入の会社もたくさん増えている！

2016年4月に行われた法律の改正により、家庭などに向けた電力小売が全面自由化しました。まもなく5年を迎えようとしています。

資源エネルギー庁が出した調査結果（2021年2月1日公表）では電力事業に新しく参入した小売電気事業者は650にのぼっています。

福島原発事故から10年。選べるなら少しでも再生可能エネルギーを

今回私が選ぶ基準のひとつにしたのは、再生可能エネルギーを積極的に取り入れている会社かどうか。福島原発事故から10年がたとうとしていますが、被災者の方々への賠償も、福島第一原発の収束も見通しが立っていません。自分で選べるのであれば、少しでも再生可能エネルギーの普及に寄与できたらなと思いました。

再生可能エネルギーとは？

太陽光や風力、地熱といった地球資源の一部など自然界に常に存在するエネルギーのこと。
その大きな特徴は、「枯渇しない」「どこにでも存在する」「CO2を排出しない（増加させない）」です。

再生可能エネルギーの定義

エネルギー供給事業者による非化石エネルギー源の利用及び化石エネルギー原料の有効な利用の促進に関する法律（エネルギー供給構造高度化法）においては、「再生可能エネルギー源」について、「太陽光、風力その他非化石エネルギー源のうち、エネルギー源として永続的に利用することができると認められるものとして政令で定めるもの」と定義されており、政令において、太陽光・風力・水力・地熱・太陽熱・大気中の熱その他の自然界に存する熱・バイオマスが定められています。

出典：経済産業省資源エネルギー庁

再生可能エネルギーの固定価格買取制度

実は自然エネルギーの自給率がとっても低い日本。その日本で風力発電・地熱発電・水力発電などの再生可能エネルギー発電を普及・拡大させるにはどうしたらいいでしょうか？
作ったとしても売れるかわからないと参入しにくくありませんか？
そこで考えられたのがこの制度です。
再生可能エネルギーで発電した電気を、電力会社が一定価格で一定期間買い取ることを国が約束するというもの。

出典：なっとく！再生可能エネルギー

この制度があることで、発電設備の高い建設コストも回収の見通しが立ちやすくなり、より普及が進むというわけですね。

再生可能エネルギー発電促進賦課金とは？（通称：再エネ発電賦課金）

そしてもうひとつ、再生可能エネルギーを普及させるためにある制度が再生可能エネルギー発電促進賦課金です。

ご自宅に届く電気の使用料金に、再エネ発電賦課金という項目があるのは気づいていましたか？？
電力会社が、再生可能エネルギーを生産者から買い取る際の費用を消費者が負担するものです。

作られた自然エネルギーはこの価格でちゃんと買い取りますよ、とすることで参入者を増やし、
生産者から再生可能エネルギーを買う際には、市民みんなで少しずつ負担しましょうというもののようです。

地球の資源には限りがあり、世界の動きをみても、自然エネルギーをもっと導入していかなければならないことが明白です。お財布には痛いけど、地球がだめになったら何もできないので、やっぱり再生可能エネルギーにシフトしていくのがいいなあと思いました。

再生可能エネルギーとFIT電気

再生可能エネルギーを使っている電力会社か、ということを調べる際に、この２つが区別されています。
再生可能エネルギーは上で説明した通りです。そしてこのFIT電気というのは再生可能エネルギーを電源として発電され、その電力を他の電力会社（小売電気事業者）が固定価格買取制度を使って買い取った電力のことです。大手の電力会社は、再生可能エネルギーやFIT電気の割合はほんの少しでした。なので、再生可能エネルギーやFIT電気の割合が高めな新電力会社から乗り換え先を決めることにしました。

賃貸や一軒家、いろんな家があるけど電力を選べるの？

調べた結果、ほとんどの人が選べるなあと思いました。検針表がおうちに届いているおうちならば、自分で契約していることになるので、集合住宅や賃貸マンションの方でも変更できるようです。

おすすめ電力会社3選

自然電力のでんき

2011年6月に30代の若い世代で設立された会社。東日本大震災以降にエネルギーと向き合った人たちが作っている会社なんだなと思いました。
プランが3つあり、どれを選んでも電気をつかうことで自然エネルギーを増やすことができます。

Looopでんき

利用者数が19万人突破したそうです。「再生可能エネルギーをもっと身近に感じてもらいたい」という想いから基本料金0円！試しやすさバツグン。

まずは料金のシミュレーションがおすすめ
【電気代の節約に【Looopでんき】】

シン・エナジー

事務手数料、解約手数料が無料で始めやすいです。生活スタイルごとの料金プランも豊富で、電気代が安くなる人も多そうです。

手続きは面倒？いえ、簡単です！

Webで10分で終わりました。現在の電力会社にも連絡する必要がなく、簡単でした！

まずはチェック！

地球温暖化や気候変動の影響が大きくなっている現在、現状の料金よりちょっと安くなって、さらに再生可能エネルギーを応援することができるので、まずはチェックをおすすめします！